タイ佛教修学記

佛法を求めてタイで出家した時のこと、出会った人々、 体験と学び、そして心の変遷と私の生き方です。


礼拝

阿羅漢であり正等覚者であるかの世尊を礼拝いたします

ナモータッサ ・ パカワトー ・ アラハトー ・ サンマー・サンプッタッサ(3回)







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2020/02/29

指の瞑想



瞑想で最も大切なことは、いつも注意深くあることである。


身体がどのような状態にあったとしても、その状態をよく知り、よく気づいていること。



妄想せずに現実のありのままを認識して受け入れること、すなわち今ここに注意を向けていく“力”を養うための心のトレーニングこそが「瞑想」なのであった。



それは、何も坐って瞑想している時間や、歩いて瞑想している時間だけが“瞑想”というわけではない。


日常生活の全ての場面において常に注意深くなって、常に心がけていないといけないことだ。



そのための、最も手軽な手段として、タイで広く知られているものに『指の瞑想』というものがある。






形式にこだわらないとても手軽な瞑想法。
“指禅”と呼ぶこともある。





『指の瞑想』は、いつでも、どこでも実践できる補助的な瞑想法の代表格として教えられることが多いという印象だ。


確かに、とても身近で、非常に手軽な瞑想法である。



実際に、瞑想指導者・瞑想実践者を問わず、複数の人たちからこの瞑想を教えていただいた。


みな口を揃えて言うことは、「瞑想はやろうと思えば、いつでも、どこでも、どのような形でも実践できるものなのだ。」ということである。


まさに、日本人の瞑想のイメージを破る言葉だ。



さて、具体的に『指の瞑想』とは、どのようなものなのかと言えば、指の動きに注意を向けて、動いている感覚をゆっくりと、ひとつひとつていねいに観察していくというものである。


指が指に触れていることに気づき、その指の動きの“感触”をしっかりと捉えるようにする。


そのようにすることで、散漫になった心は、自分の指の“動き”と“感覚”へと向けられて、心に落ち着きが保たれるのである。





 





注目する箇所が違うだけであって、膨らみ縮みの瞑想法やアーナパーナサティと同じ論理である。


指が動いて指同士が擦れる感覚そのものに集中すれば、サマタの瞑想であるし、感覚の変化を観察し、無常を洞察していく方向で瞑想するならば、それはヴィパッサナーの瞑想となり得る。



『指の瞑想』は、日々、瞑想実践者が各々修している瞑想法に加えて、補助的に修されることが多いようだ。


集中力を育てて、冷静な判断力と客観的に観る“眼”を養うための手助けとなる瞑想法である。



ちょっとした空き時間やどうしても集中できない時、心に落ち着がない時、イライラとした時などに実践すると、心の落ち着きが保たれて心がよく静まる。


また、周囲が騒々しい時やまとまった瞑想時間が取れない時などの実践にも向いている。



忙しい方や時間が無いという方、あるいは瞑想することにまだ慣れていないという方におすすめの瞑想である。


場所も時間も問わないので、通勤電車や満員電車の中であっても実践が可能だ。


さらに少々騒がしい場所であったとしても全く構わない。



一日のなかで、少しの時間を見つけて『指の瞑想』実践してみるのもよい。


そうでなくとも、「気づき」の“きっかけ”として実践するのもよいかと思う。



(『指の瞑想』)




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